このコースは、障がいがあることでピアノを学ぶことを諦めてほしくない!みんなで音楽を楽しみたい!という思いからスタートしました。お一人おひとりの特性やペースに合わせ、おもいに寄り添ったレッスンをしています。
音楽を用いながら、日々の生活に大切な力を育てていくようなレッスンをしています。
ひとりひとりにとって、教室でのレッスンが「好きなこと」「好きな場所」「好きな人」になることを願っています。
現在、3名の生徒さんがひとりひとりコースでレッスンを受けています。
◆フィギャーノートについて◆
レッスンの一例として、教室では、フィギャーノートを使ったレッスンも導入しています。
フィンランド生まれのフィギャーノートは音符を色や形で表現する手法です。
日本語では「絵音符」と訳すことができます。
私は、小学校の音楽の授業でもこちらを活用しています。特別支援学級の児童が交流学級で一緒に合奏を楽しむことができて音楽の楽しさを共有することができています。そのほかにも音楽に苦手意識を持っている子どもたちもフィギャーノートを取り入れており、リコーダー演奏などへのハードルを下げることで前向きに取り組む気持ちが芽生えるようになってきました。
フィギャーノートで音楽を学習したことがなくても、音楽の特別な知識がなくても、障がいなどの理由で音符を学ぶことが困難な人も、楽器の演奏を楽しみ、成功の喜びを味わうことができます。
一般の楽譜に表せるものなら、どんな曲でもフィギャーノートにで演奏を楽しむことができます。
さらに、学習が進めば一般の楽譜に移行も可能です。
こちらのレッスンについてのご不明な点は、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。